N先生、渡辺眞です。
いまや、扶桑社は「別の教科書会社を捜してください」と言っているのです。その言葉があったからこそ、別の教科書会社を公募する段階に至ったのです。扶桑社がつくる会の教科書を出版しつづける意向を持っているときには、他社は手を挙げないのです。それが商道徳と言うものです。いいですか、他の教科書会社を公募しているときに、扶桑社が考え直して再び手を挙げた(そんなことは考えにくいことですが)とき、その公募を打ち切って、再び扶桑社だけと交渉しなおすということは出来ないのですよ。今までどんなに関係が深かろうが、そんなことをすれば、公募を考えてくれている多くの教科書会社に迷惑を与える、経済的損害を与えることになるのですよ。「最後の最後まで」と言うときの「最後」とは当然「つくる会消滅」時点であってはならないし、公募開始時点であっては遅すぎる。そう「別の教科書会社を捜してください」といった時点が最後の最後だったのです。既に扶桑社にすがる最後の時点は過ぎたのです。実はいわゆる三者協議というものが始まった時点で、いやそれよりずっと前の西尾、藤岡両先生排除の謀略を仕掛けた時点でその「最後」の時点は過ぎ去ったのです。ここまで足蹴にされて、扶桑社とは尊敬しあわなければならないなどと言う大兄の気持ちが理解できません。
しかし、大兄は「つくる会消滅まで、扶桑社の再考を待って、他の教科書会社を捜すのをやめよう」というお考えではないことが分かりました。そして、他の教科書会社を公募することも了解されたと私は理解しました。その点については、明日、その共通理解の上で建設的議論をしましょう。