つくる会東京三多摩支部の渡辺眞です。

昨日、私からは、11月21日の三者協議でつくる会から扶桑社に提出された執筆者案を報告させて頂きました。東京支部副支部長の石原さんからは「小林会長と会談して判ったこと」と言う文が発信され、皆様のお手元に届いたことと思います。

私からは更なる補足をさせていただきます。

21日の三者協議でわかったことです。

1 扶桑社の会談の方針

■扶桑社の片桐社長は三者協議で、小林つくる会会長と八木教育再生機構理事長との会談以外は受け付けない方針です。

■つまり、扶桑社はつくる会だけとも会わないし、つくる会会長が副会長を帯同しても会わないということだそうです。

(ご存知のとおり、小林会長は教育再生機構の代表委員であり、発起人でありますから、つくる会副会長の同席しない会議は実は三者協議ではないのです。そう二者協議なのです。つくる会は再生機構の役員が代表となっている子会社扱い。)

2 扶桑社の権利主張

■扶桑社は編集権と執筆者選定権をもっていると言明したとのことです。

■扶桑社は再生機構とつくる会から同数の執筆者を出すように求めた。既に10月24日の時点で再生機構からのリストは提出済みであった。

(繰り返しますが、小林会長は再生機構の人でもありますから、再生機構の提出した執筆者リストの内容は知っていたはずです。)

■扶桑社は紛争当事者は執筆者から外すように要求している。その当事者とは八木さんと藤岡さんだそうである。21日の三者協議の場で八木さんは「私は降りますよ」と言明したとのことです。

以上の扶桑社の方針と主張は驚くことに既に明らかになっていたのです。

S子さんが11月21日にMLに発信していましたのを再録します。

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今年の3月12日に、扶桑社がこのような方針を決めたのだろうと思われます。

以来、このように進んでいるのです。中略

> ──────────── 引用はじめ ────────────

> [1134] 次の採択戦はなくなりました        投稿者 護民官   2006-03-12 23:39

> 確かな筋からの情報です。

> どうやら扶桑社が種子島執行部と絶縁する方針を固めたようです。

> でも2年後の次回検定申請は行います。

> 執筆グループは扶桑社が決めます。

> 八木さんたちを一本釣りするか、

> 日本会議や政策研究センターが支援する

> 「新つくる会」と連携するようです。

> そこには櫻井よしこさんや渡部昇一さんたちが参加するでしょう。

>

> あした、種子島と藤岡が扶桑社の社長と会いますが

> そこで社長から何らかの宣告が行われます。

> 扶桑社が種子島執行部に冷たいのは

> 西尾が社長に「真鍋(教科書担当者)を替えろ」と

> 人事介入したことも一員ですが、

> 前から「西尾、藤岡さえいなければなあ」と言っていたようです。

>

> 種子島と藤岡は産経の社長へのあいさつでも

> 冷たくあしらわれました。

> 「勝手に内輪もめしててください」と言われました。

> 産経の姿勢は紙面を見ればわかります。

>

> つまり、つくる会は教科書を持たない会になります。

> 「新しい歴史教科書をつくれない会」です。

> 次の採択戦はありません。

> 採択戦は「新つくる会」がやります。

>

> 皆さんもやりたければ、藤岡先生が社長になって

> 新しい出版社を作ってください。

> 万が一それができれば競い合えますね。

> ──────────── 引用おわり ────────────

再録終わり。

この3月以来の扶桑社の強硬方針のままに小林会長は行動してきたのでした。「小林会長と会談して判ったこと」参照。

ですから、つくる会の理事会が11月9日にいくら2つの条件「つくる会設立の趣旨を外さないこと」と「藤岡代表執筆者を外さないこと」を決めて、小林会長に三者協議に臨む際の必要条件としたところで、扶桑社から「編集権は扶桑社が持つ」と言われれば、「つくる会設立の趣旨を外さないこと」は吹っ飛び、「執筆者選定権は扶桑社がもつ、紛争当事者は執筆者とするな」といわれれば、「藤岡代表執筆者を外さないこと」も吹っ飛んでしまったのです。

そして、21日の三者協議で小林会長がようやく申し入れ書と執筆者案を片桐社長に渡すことが出来たが扶桑社片桐社長は「答は扶桑社1社では決められないので遅くなる」とのことであったという。

つくる会東京三多摩支部 渡辺 眞