新教育基本法を骨抜きにするのか「新学習指導要領」

1/31に国会議員勉強会で入手した新学習指導要領案は新教育基本法の意義を骨抜きにする多くのごまかしやあいまいさが含まれていることが明らかになった。一番の目玉の「愛国心」は伝統や文化の教育の充実というような矮小化が行われている。さらにそれは「国際社会で活躍する日本人を育成する上で」という制限文が付されている。日本人として内面から湧き出る誇りというものではなく、「異なる文化や歴史に立脚する人々との共存のために」伝統文化を尊重するのだとしているのである。かつての防衛計画大綱のいじけた考えと同じなのである。あれにはアジアにおいて防衛力の少なさがこの地域を不安定にしないために防衛力を整備するのだという、驚くべき考えが書かれていた。防衛省も文部科学省も戦後60年以上経過して他国の目を気にしながら、防衛力を整備し、伝統文化を教育するというまでに精神力の劣化をもたらしてしまったのである。

さすがに国会議員は指摘が鋭い。■民間臨調の話を聞いたのだから、文部省は責任を持って修正せよ。■国民のレベル低下、学力低下について文科省は反省していない。■日教組とのきょうぎを重視しているからこんな改定をするのだろう。■文科省の反省を国民に示せ。■尖閣、竹島は日本領土だと明記せよ。■60年ぶりの教育基本法の改定が学習指導要領の改訂に生かされていない。■心のノートが現場で役立っていないからだめなのだ。行政が責任を持ってしゅうせいせよ。■「これもいえない、あれもいえない」では許されない。■いまだに生きる力などといっているから、昔の要領から脱却できないのだ。■次回の勉強会では文科省は今回の議員の質問にきちんと答えよ。などの声が文科省の役人にぶつけられた。

新学習指導要領は2月半ばに公表され、国民の意見を聞いた後、3月末に決定される予定とのこと。このままでは日本の教育は再生できない状況なのである。