ABBAのカサンドラを聞き、我が国の最後の日を思う(その2)
CASSANDRA カサンドラ
中略
Sorry Cassandra , I misunderstood ごめんなさい、カサンドラよ
Now that last day is dawning 今、終わりの日が我々の上にやって来た
Some of us wanted but none of us would 私たちの幾人かは希望していたが、
Listen to the word of warning 誰も警告の言葉を聞こうとしなかった
And on the darkest of the night nobody knew how to fight 夜の暗闇の中で誰も戦い方を知らなかった
And we were caught in our sleep 私たちは惰眠をむさぼっていたのよ
Sorry Cassandra I didn't believe you really had the power ごめんなさいカサンドラよ、私はあなたの本当の力を信じていなかったの
I only saw the dreams you would weave until the final hour 最後の時まであなたが縫い物をしているという夢を見ていただけだった
So in the morning your ship will be sailing 朝、あなたの船は出て行くのね
Now that your father and sister are gone もう、父上も姉上を居ない
There is no reason for you to linger あなたが留まる理由はないものね
You're grieving deeply but still moving on あなたは深く悲しんではいるけれど、もう動き出している
You know the future is casting a shadow あなたは知っている、未来は影が射していると
No one else sees it but you know your fate 誰もそれを見ないけれど、あなたはあなたの運命を知っているのね
Packing your bags, being slow and thorough ゆっくりと完全に、荷物をまとめ
Knowing, though you're late, that ship is sure to wait あなたが遅れたのを知っていて、あの船は待っていてくれる
後略
「この最後の日は人権擁護法によりもたらされるのではないか」と言う文とともに、このABBA のカサンドラの一部のフレーズを、私は17年4月に書いた。ほぼ3年経って、今また人権擁護法が支配する恐怖の世界を目の前にして、再びこれを聞いている。盲目の大衆はその世界の最後の日まで自らの悲劇の運命を知らずに以前よりも踊り狂って居るではないか。
あるいは、今回こそ危ないぞと予測してすでに口を噤んで居るのだろうか。
私はこのカサンドラの歌を我々の運動の応援歌としたく思うのだ。もし倒れてもこの歌のフレーズが日本以外のどこかで響いていることを信じることが出来るではないか。
注)カサンドラとはトロイの王の末娘、アポロン神により予知能力は授けられたが、人々をしてカサンドラをまったく信じなくしてしまった。
この曲は POLYDOR の CD 「MORE ABBA GOLD」に入っています。