1.家族の絆を守る行政を

511日から3日間、ポーランドのワルシャワで開催された世界家族会議(World congress of Families)に私と古賀議員は他の地方議員3人とともに参加してきました。家族を守る立場で活動している3000人を超える方々が集まり、家族の意義、現在家族が置かれている困難な状況、人間の尊厳などの数十の演説を聞き、世界の方々と活動状況を伝え合い、日本の状況を文書配布し、ヨーロッパ各国のレポーターのインタビューを受けました。

何故私たちが世界家族会議に参加したのかというと、現在、家族の崩壊がもたらす、おぞましい、痛ましい事件の噴出をニュースで報じられ、戦後の日本が失った、家族の価値の尊さを思い知らされ、何とか家族を再生することは出来ないかと言うことを求めていったのであります。

現在の日本の状況はどうでしょうか。少年犯罪、児童虐待、苛め、家族間の殺人などが毎日マスコミによって報じられています。また結婚の数の低下、離婚率の増大、低出生率の問題は日本という国家が維持できるのかという問題です。これらの問題の原因を多くの人は理解していません。国連から発せられた女子差別撤廃条約というフェミニズムと児童権利条約という人権ファシズムという反家族イデオロギーが世界中の国家の主権を脅かす事態になっていることに多くの人の理解が及んでいません。

今回は国連から来る家族解体の動きによって、家族や結婚という制度がいかに困難な状況に追い込まれ、、そのために子供が犠牲になっていることを検証していければいいなと思っています。

 (1)家族のタイプと少年の問題行動

少子化は全世界で問題になっているが、実は結婚がすくなっている。それに結婚した男女がつくる家族も少なくなっている。

 トビアからの報告があった。

1989年から2004年の間、人口は13パーセント減少(260万人から230万人へ)したとのことである。離婚率(61%)はヨーロッパ最高である。2003年生まれの子供の39%は嫡出では無い(1990年には17%)。また2003年の中絶数は1000人の誕生について691が中絶であるとのことである。他のヨーロッパの先進国もこれに近い。嫡出子とは婚姻関係にある男女から生まれた子供である。

 別の報告

1960年から2003年まで離婚率が2倍になった国はオーストリア、フランス、ドイツ、オランダ、スウェーデン、アメリカ。もっと多くの国があるでしょう。

◆非嫡出児の急激な増加19702000の比較

オランダ4%から25%スペイン2%から17%、スウェーデン19%から56%、アメリカ11%から33%

◆一人親家庭の子供は 自殺率、麻薬、うつ病が2倍 、監獄に入る率は少年は2倍、少女の十代の妊娠は6倍、ネグレクトや虐待を受ける率は75% 

◆家族のタイプと問題行動

◆家族が夕食を一緒に取ると10代の青少年がタバコ、酒、ドラッグに没入しない傾向を示すことが分かった。週に5回以上、夕食を家族でとるのと、週に2回以下のを比較すると薬物(アルコール・麻薬)濫用は2倍になる。タバコは2.5倍で、酒は1.5倍で、マリファナは3倍近くなる。

◆実の両親とくらしている家族構造のと他の家族構造の青少年を性行動に走る率を比べると後者は40%から198%多い。

◆実の両親と暮らしている青少年とそうでない青少年の性交の比率を見ると後者は38%多い。

その他酒、性交渉、家出、ハードドラッグなど実の両親と暮らしている子供と暮らしていないのと比べると後者のほうが悪い統計が出ている。どの数値を見ても実の両親が揃っているというほうがいいということを示している。感想はいかがですが子供部長

【子供部長答弁】

 

(2)崩壊家庭に手厚い行政

ヨーロッパ並に親が揃っている家庭の数はどんどん減ってきているが実の両親がそろっている家庭、実の両親のうちの片方がいない家庭、実の片親とその連れ合いの家庭で行政の補助はどういうのがありますか。

【健康福祉部長答弁】 

(3)行政を騙すための家族崩壊

問題は行政からの補助を得ようとして、家族崩壊を装う家庭があるということです。生活保護申請時の家族支援のチェックの内容はどうなっていますか。更に問題は、実の親子関係があるのに、親が生活保護を申請しようかという状態なのに、子供が何の支援もしない。その子供は立派な公務員であったり、立派な会社の社員であったりしてもそうなのた゛。こういう場合は行政はどういう手をうつのか。

【健康福祉部長答弁】

「最近は残業が減って、仕送りが出来ない」とか「子供の学費が掛かるようになって仕送りできない」とかの言い訳が通る世の中になってしまった。親の足りない生活費を行政に補填してもらおうという甘えがあるのではないか。行政が手厚く面倒を見るから扶養義務を放棄するのか、逆に扶養放棄された人がいるから行政が面倒を見なければならないのか。鶏が先かタマコゴが先か。

 (5)家族の絆をつよめる行政こそ大事

親が親として成長し、子供が立派な親の下で成長する。そのような社会を構築したいと思います。今、親は子供と話をしない。子供は自分の部屋に閉じこもってゲームやパソコン、携帯にふけっている。その孤独な個室を守ることがプライバシーを守る権利だなどと子供権利条例を推進する人はいう。

私は家族そのものの存続を願い、行政が家族が愛情溢れる存在であるための支援をし、家族が長時間離れ離れにならないための支援をして欲しいと思う。更に家族の一人一人が互いに信じあうこと、愛しあうこと、助けあうこと、教えあうこと、研鑚しあうこと、励ましあうことの支援をして欲しい。また家族が他の家族を尊敬し、家族同士が助け合うことを支援して欲しいと思うのでありますが。

具体的に市の行政がどういうことをすればこのような思いが実現すると考えるかお聞きしたい。

【子供部長】

 さらに保育園、幼稚園、小学校の行事への参加を義務化、親学を教えるとか親と子供が共に参加して楽しめる綱引きみたいなスポーツをしてもらうとかすれば、絆は強まると考える。

私は家族基本条例の提案をしたい。行政と社会が共に家族を守る行動をしようというものであるく。

(6)こども部を家族・子供部へ

今日野市は子供部をつくって子育て課と保育課と子供家庭支援センターがその中にある。子供の幸せは子供を支える家族にある、家族こそが子育ての中心、という視点で行政を展開できないものかと感じている。ファミリーサポートセンターの事業をNPO市民サポートセンター日野に委託してやっているけれど、このセンターは子供を他人にあづかってもらおうと言うことの斡旋をするのが主体で、家族が離れ離れにならないということを支援しているわけではない。今の時代は自分の手で子供を育てる在宅育児、とか自分の手で年寄りの面倒をみようという在宅介護をぎりぎりまで推進しようとすると、権利問題にしてしまう人もいるが、行政として今まですすめてきた子育ての外注化、介護の外注化が多くの問題をかかえているということを理解し、それを主とするのではなく、在宅育児、在宅介護を助けることを推進する行政を進めていただきたい。その象徴として、子供部を家族・子供部にしてもらえないかと考える。

ポーランドは連立与党の一角を「家族同盟」という政党が支えている。その党首がギェルティフ副首相兼国民教育相であり、先ほど紹介した「家族が無ければ、国家が無い。世界が無い。よって何も無いのである」といっている人である。

今までのまとめとして市長のご答弁をお伺いしたい。

【市長答弁】「なんと市長は家族子供部を検討したいと答弁した。」

 

 

2.財政再建はこれからである

 (1)累積債務削減計画を日野市基本計画に記載されよ

夕張市の財政が破綻した。最近の夕張市に関するニュースをみると、何とか夕張市に立ち直ってもらいたいと例えば「夕張メロンを使ったキットカットのチョコレート」、「ある歌手のチャリティーアルバムの印税を寄付」、「高齢者施設に黄色いハンカチ」のニュースがでている。財政再建を助けたいとの思いが広がっている。

まず夕張市の財政破綻の状況はどういうものだったか、調べているのがあったらお聞きしたい。

【企画部長答弁】

私が夕張市のことを話題に出すと、財政課長は「日野市とは全然状況が違う」として話の乗ってくれない。夕張市と日野市はどう違うのか企画部長のお考えをお聞きしたい

【企画部長答弁】

ここで会社と市役所の財政の差を考えてみる。財政課長を話してみて私の常識とどうしても会わない部分があるのでまとめてみた。

            【会社】                   【市役所】

◆何もしないと仕事はこない             ◆何もしなくても仕事は来る

◆毎年時期が来たからといっても仕事はこない  ◆毎年同じ時期に市税収入はある

◆来た仕事に失敗したら次の仕事はこない    ◆仕事に失敗しても、翌年市税は入る

◆毎年どうやって収入を上げるか頭が痛い    ◆収税率を上げる苦心はある

◆無駄な仕事はなるべくやめなければならない  ◆無駄な仕事をやっていても収入は入る

◆支出のうち人件費を最優先             ◆人件費は確保されている、他の予算は分捕る

◆借金をなるべく減らしたいが減らせない      ◆市民サービスのためなら市債もやむをえない

◆会社の収入とほぼ同額の借金などとんでもない ◆歳入にほぼ近い債務でもそれほど切実ではない 

というように差があると思う。この感覚の差は何回話しても埋まらない。

 市長は民間人でしたから、私の感覚はよく分かっていただけると思うが、企画部長を初めとして、各部長はどういう感覚か聞いてみたい。

【企画部長答弁】

 副市長は、三月議会で「しっかりした計画で市民サービスの順位をつける」とおっしゃった。具体的には、どういう計画を立てるのか、後でも議論して欲しいが、市民サービスという範囲に「累積借金の削減」が入るというのが私の考えであります、なぜなら借金の削減は市民のためになるからであります。だが、財政課長は市民サービスと言うのは出費だけに限定しているのであります。 

何故私が累積債務を取り上げるかと言うと、これと債務負担行為の学こそは財政を長期に捉えるもっとも良い指標だからでありまして、他の指標は単年度の指標だからであります。 

私は累積債務削減計画を日野市基本計画に記載していただきたいと思っているけれど。記載するにしても、現在日野市の18年度借入金現在高(つまり累積借金は)は965.2億円あるのですが、その削減額の数値を決めなければならないのですが、果たしてそれがどれぐらいなら可能か、例えば10億円なら可能か、11億円なら不可能か、毎年10億円でも97年掛かる訳です。毎年15億円なら65年掛かる。

【副市長答弁】「なんと削減計画を作らない、基本計画に記載しないと答弁した。次の議会で更に追及する」 

夕張市の収入を大幅に上げる策がある。全国の財政担当者の研修セミナーを実施すればいい。自分達は夕張市とは違って財政はしっかりしているから大丈夫などと言っている財政担当者を教育するために送り出せばいい。最近5月1日にNHKテレビで取り上げられた岡山市の高谷市長と市の幹部の考え方の違いが、大変面白かった。市長の命じた予算削減額と幹部のまとめた削減額は桁が違うというか20倍もの差があったように記憶している。1000億と5億だ。

 (2)民生費増加の原因と抑制の必要性

この15年で100億増加した。この傾向を続けないことが肝要。その方法はなにか。

【企画部長答弁】

 

(3)下水道会計の公債費と事業費

公債費が28億で事業費が29億であり、正に支出の半分は借金返しということになっているが、下水道債務はどうなっているか、どう解決すべきかお聞きしたい。

【まちづくり課長答弁】

 (4)市立病院をどう立て直すか、さまざまな困難をどう克服するか

公立病院の抱える困難とはなにか、日野市立病院の問題をどう解決していくのかお聞きしたい。またこの6月議会に提案されている医師の手当の効果の見込みについておききしたい。

【病院事務長答弁】

 (5)区画整理の将来負担、区画整理の根本的問題

ドイツを上空からみるとどこにも田園、森林があり、町があり、村がある。ドイツは北部は大体平坦でどこまでも続いている。国土の状況は違うけれど、日本の田舎の消滅、都市近郊の農地消滅、小さい20坪30坪の宅地が農地を区画整理した後に広がっている。日本の農業は後継者不足だが、農業やりたい人は増加している。農地保全は行政の使命である。これから区画整理と日野の農地保全を総合的にどう進めていくべきかお聞きしたい

【まちづくり部長答弁】