T先生、東京三多摩の渡辺です。あなたはつくる会に所属している人間ですか。このMLは反つくる会の人間がつくる会の苦境を揶揄したり、馬鹿扱いする場にしてはならないと思いますが如何ですか。また、あなたはつくる会かあるいは反つくる会かどちらにシンパシーを感じますか。
 
 私達三支部(今は四支部)は何回も文書を出し、縷縷説明していますが、つくる会は扶桑社に対して、昨年11月21日に、今まで通りの関係でつくる会の教科書を出してくださいとお願いをしました。3ヶ月も待って今年2月26日に扶桑社が出した回答は、「あなた方とはやりません」であり、「屋山さんが教科書改善の会をつくってくれるのでそこと組みます」であり、「他の出版社を捜してください」であり、「再考する余地はありません」でした。つくる会はそこまで嫌われても、「考え直すことがあったら言って下さい」と女々しく未練の気持ちを述べたのでした。今は違います。
 
Tさんは何を以ってつくる会が「見通しが悪い」と書くのでしょうか。
扶桑社は現行のつくる会の教科書をつくる会の承諾を得て手直ししてしまおうとしていたのが、いわゆる三者協議でした。扶桑社の「反つくる会」編集者につくる会の教科書の著作権を差し出し、編集権を差し出し、即ち執筆者選定権を差し出すことが見通しが良いことなのでしょうか。実はTさんや多くの宥和派、大同団結派はそれを望んでいるのです。「つくる会の創立の趣旨なんか子供は問題にしない」(愛媛の人の言)から、そんなものは捨ててでも教科書を扶桑社から出してもらいつづけるべきだという考えなのです。
 
 見通しを誤ったのは扶桑社の側であると私は思います。彼らには確たる歴史観も理念もありません。いまやつくる会の教科書を「改善」することさえ封じられました。どこか他の教科書会社の記述を真似たものなど明らかな著作権の違反になりますから、全く始めから書き直しと言うことになったのです。扶桑社は大変なことになってしまったのです。それともあの傲岸不遜の人に書いてもらいますか。
 
昨年は「南京大虐殺」と「従軍慰安婦」の問題が何度目かの襲来をしました。この2つは国家的問題なのです。(藤岡先生の言)。他人の経歴を偽造したことに加担した人たちは、この歴史偽造に対して、反論できる道徳的基盤を持たないのです。彼等の作る教科書にはこの歴史偽造を「偽造である」と書けないのです。私は「南京の真実」の映画発表会で強くそれを感じました。教育再生機構の人はマイクを握ることなく早退して行きました。彼等の教科書も次回の採択でその弱点をサヨクの攻撃に曝すことになるでしょう。「教育委員の皆様、こんな教科書が採択されたとして子供や親に対して説明できますか」と。 
 
T先生、つくる会を笑いものにしないで、先生の出来るだけの力を傷ついたつくる会の再建にお貸しいただけませんか。つくる会がファナティックな右翼になってしまったから縁を切るとおっしゃるなら、静かに去っていってください。私達はつくる会を守っていきます。
東京三多摩 渡辺