「憲法9条を守ることを求め、憲法の平和主義を広めることを求める意見書」に対する私の質疑と意見
提案者の意見書の内容を黒の●、私の質問を◎で示します。
●1947/5/3、平和主義・民主主義・主権在民を基本とする日本国憲法が試行された。
◎日本が主権を回復したのは昭和27年4月28日であり、占領中に押し付けられた憲法は国際法に違反し、正当性がない。
●第9条こそ全世界に広め、未来永劫に持ちつづけなければならないものだ
◎頑迷にもこの押し付けられた憲法をを永久に変えてはならないとは信じがたい。不磨の大典か。
●イラクへの自衛隊派遣など、幾度となく危険な地域においての活動にも、60年間一人として犠牲者を出さずにこられたのも、憲法9条があったからだ。
◎その根拠を示せ。憲法6条があったから自制してきたので犠牲者が出なかったとの論は説得力が全くない。
●平和憲法があったからこそ参戦の道を歩むことなく今日の平和と繁栄を築いてきた。
◎拉致、竹島、北方領土、東シナ海での天然ガスの抜き取り等国家主権が奪われてきたではないか。憲法9条は周辺の国に利用されてきた。
●二度とかつての過ちを繰り返さないために・・
◎歴史上どのことを過ちと言っているのか、東京大空襲、原爆投下、ソ連の満州での暴虐、抑留は我が国の過ちなのか、アメリカ、ソ連の明らかな過ちではないか。
●憲法の平和主義を広めることを求め、世界中に戦争のない平和な社会を作ることを要望する。
◎日本以外にいわゆる平和主義憲法が広がらないのが現実だ、それはなぜか。9条による判断停止が起こっている。まるでカルトである。
■この意見書に対する自民クラブを代表しての私の意見
そもそも戦後の憲法は占領軍が占領中に押し付けたものであり、日本が二度と立ち上らないようにしたものであり、国際法違反であり、全く正当性のないものである。制定後60年を経過して国民の間にようやく改正の機運が盛り上がってきた。憲法9条を墨守しようと言うことは自らの国を自らの手で守ると言うことを捨て、他国にその安全を委ねようということであり、国を守る崇高な使命を果たしている自衛隊をいつまでも日陰者にしておくことである。
世界中にどこに60年以上も他国から押し付けられた憲法を後生大事にしている国が存在するか、日本人としての誇りはどこに行ったのか。日本をいつまでも自立できない国、いつまでもゆすられ、たかられる国という不名誉な国にしておいて祖先に申し訳がたつか。「憲法の平和主義」などと誉めそやすが、我が国の周辺にロシア、中国という核大国があり、その核ミサイルの射程内に我が国は納められ、その国に我が国の生存をゆだねている危険が続いている。また日本人拉致を数十年にわたって続けてきたテロリスト支援国家が核開発に成功し、核武装を目指しているのだ。その状況で憲法の平和主義を掲げれば我が国の領土、国民の安全は脅かされつづけるではないか。憲法の平和主義こそ我が国の安全を脅かすものであり、東アジアの最大の不安定要因である。
日本はかつて過ちを犯したなどといって憲法を押し付けられても仕方ないとする向きもあるが、日本占領の司令官であったマッカーサーは退任後アメリカ下院で証言し「日本はセキュリティーのために立ち上ったのだ」と言っている。東京裁判のインドのパール判事は「このように追い込まれれば、リヒテンシュタインのような小国でも立ち上ったに違いない」と言っている。また昭和天皇の開戦の詔勅、終戦の詔勅にも書かれているように、我が国はやむにやまれず立ち上ったのである。若く荷をこのように追い込んだスターリンとコミンテルンの世界的謀略派ようやく明らかになってきた。このような謀略を打破れなかったことは残念であるが、日本は他国を侵略する目的で立ち上ったわけではない。
JR北陸線の特急の中で、大勢の乗客が見ている中である女性客が暴漢によって引き立てられ、トイレに連れ込まれ、強姦されてしまったが、誰も体を張って止めることがなかった。このような情けない国民になったのも戦後憲法のせいではないか。一日も早い憲法改正を望むが、問題は改正の中身である。日本人の誇りを取り戻し、かけがいのない、国民、国土、文化、伝統を守る憲法を作って欲しいと思います。これをもってこの意見書にたいする反対意見とします。
この意見書の採決について、
賛成は共産党、公明党、市民クラブの菅原、今井、無会派の森田、佐藤、佐瀬の15名でありました。