札幌の子供権利の新条例案が出ました。

http://www.city.sapporo.jp/kodomo/kenri/L01_2b.html

にあります。

1 「ありのままの自分」が「かけがいのない自分」に変わりました。余りにこの「ありのまま」に対する反対が多かったのでしょうね。意味は全く違うものになりましたが、いじめで自殺する子が多い現状ではいいかもしれません。

2 「最善の利益」が前面に出てきました。この文言は子供の将来のことを言うのではなく、目前のことを言っているので悪いものです。利益というのも良くないです。この言葉を使うと他者や国家社会に尽くすという観念を毀損します。つまり「目前の最大限の利得のため」という意味になってしまうとおもうのです。

3 「自分の思いや考えが尊重される」が「意見は年齢や成長にふさわしい配慮がなされ」に変わりました。尊重では明らかに憲法の思想の自由に違反するのですから配慮に変えたのでしょう。

4 第5節の子供のそれぞれの状況に応じた権利の保障というのはマイノリティの子供の権利ということでしょうが、子供にアイヌを勉強させ、外国人の子は日本語を学ばなくて良く、男女共同参画の「男らしさ、女らしさを捨てること」を学ばせ、オカマを理解させるということです。びっくりすることばかりです。

5 事業者の義務がありますが「安心して子育てできるように」というのが非常にあいまいです。拡大解釈されるでしょう。

6 権利があいまい、権利の侵害の定義が無い、なのにオンブズパーソンが介入するのですから、人権擁護法案の人権擁護委員と同じです。